映画メッセージがクソつまらなかった話
先日、ネットのどこかに
メッセージって映画がおもしろいよって書いてあったのをみて
TSUTAYAの準新作が100円になる日に借りてみました。
率直に言ってつまらなかったです笑。
そもそもSF映画自体、ディズニー映画みたいな
ワクワク!楽しい!感動!
みたいな要素が一切無くて、例えば
惑星ソラリスとかずっと同じ場所に同じ人がいるだけだし、ブレードランナーとか終始映像が暗くてよくわからない…。
唯一おもしろいなと思ったのはコンタクトくらいかな。
じゃあSFなんて観るなよ!って話なんですが、
未解明な意識の仕組みや現実の仕組みなどが、どんな形で問題提起されて、どのような結論に持っていくのかが気になって観てしまうのです。
科学がよくわかってない以上、映画の結論も人間の意識に委ねられがちで、よくわからないで終わりがちですよね。
気持ち的には、量子論系の引き寄せジャンルにうっかり手を出してしまうのと同じ感覚です笑。
今回のメッセージは時間概念に一石を投じる内容でした。
ここから出オチ的にネタバレ入ります!
映画冒頭、主人公が記憶だと思っていたシーンが、未来の出来事だった
っていう
そう、主人公は未来が見える能力者だったのです!
と、現実味のない設定。
理屈では未来と過去は "今"に同時に存在しているっていうのが今の物理学では常識?ですよね。
もし人生が一枚絵のようなものだとして、その先まで観ることができたら、あなたはどうしますか?というような問題提起が含まれています。
この映画、主人公の回答は、その時々の気持ちと一瞬一瞬を大切にする、というものでした。
現実味のない話に、ストーリー性のないクソ真面目な回答をされて、ぽかーんとしてしまった。
SF映画にストーリーも何もないとして、この映画の見所をあげるとすれば
超巨大なばかうけ型のUFOがなんかすごい
時制がなく円環状の宇宙人の言語がちょっとかっこいい
未知との遭遇に鬼気迫る役者の表情
ですかね
ストーリー追いたきゃ原作読めってことなのかもしれません。
それにしても感情移入できない内容でした。
タコ足宇宙人がタコ墨で厨二感満載の文字を書くのはおもしろいかもしれません。